街づくり区画整理協会会長賞を受賞

令和5年11月7日に姫路市文化コンベンションセンターで開催された第44回土地区画整理全国大会で会長賞を受賞しました。会長賞は土地区画整理事業の推進に貢献された地方公共団体等職員で指導的立場にあって事業の推進及び事業の実施に当たり創意工夫等を行い、功績が顕著であると認められた方々を対象としています。

今年は全国で24人の方が受賞し、うち13人が表彰式に出席し、表彰状および記念品の名前入り懐中時計を受け取りました。これまでご指導ご鞭撻をいただいた多くの皆様に感謝申し上げます。

平塚市職員の時には、昭和60年に建設省都市局区画整理課に出向し全国の土地区画整理事業の技術的な事務に携わり、平塚市に戻ってからは平塚駅周辺の都市改造土地区画整理事業、郊外の土地区画整理事業の組合設立、さらに都市整備部長の時にツインシティ大神地区土地区画整理事業の推進、退職後はツインシティ大神地区土地区画整理組合の事務局長として組合事業の推進に努めました。

延べ18年に渡って区画整理に関わり、新たな街の誕生を見てきました。土地区画整理事業は、地権者の土地の一部を減歩という形で提供していただき、道路や公園などの公共施設整備とともに、土地の区画を整理し、健全な土地利用を図るものですので、そのため、地権者のご理解をいただくのが大変難しい事業でもあります。

密集市街地や狭隘道路など居住環境の改善、新たな産業拠点整備等、土地区画整理事業により良好な市街地形成を図る必要のある地区は全国に数多く存在すると思いますので、今後も土地区画整理事業が広く展開されていくことを切に願っています。